ロゴ 「あぶない刑事」ではスパイス役となる俳優さん

映画第6作目!まだまだあぶない刑事

「あぶない刑事」ではスパイス役となる俳優さん

【まだまだあぶない刑事】で、キャリアでも不可能な大出世を果たしたのは深町です。神奈川県警察本部長に大出世を果たしています。中条静雄さん演じる近藤卓三捜査課長の後任として県警本部から着任したのが「あぶない刑事」シリーズに登場しました。「あぶない刑事」には御法度になっている演出があります。それは殉職です。舘ひろしさん「ドラマでは、刑事物特有の悲壮感を常に否定して行きたい」と言う一言から、レギュラー出演者の殉職展開は一切ありません。タカとトシの主人公の2人も、これまでに過去何度も何度も生命の危機に瀕する事態に陥っていますが、毎回な~んにもなかったかのように復活しています。

近藤 卓造:中条静夫

通称「タヌキ」と呼ばれる近藤捜査課長ですが、「またまたあぶない刑事リターンズ」までの作品で登場していました。1994年10月5日に中条静夫さんが68歳で癌のためお亡くなりになりましたが、亡くなってからも尊敬される大きな存在でもあります。

「あぶない刑事」シリーズは、とてもコミカルな雰囲気が強くコメディタッチの刑事ものになっていますが、そんな中で中条静夫さんが演じる近藤課長は、とても重厚な存在感を発揮する大事な存在でした。

アドリブが多いこのシリーズですが、中条さんはアドリブが嫌いなことで有名な役者さんで、台本から外れたことはしない事で有名でしたが、「あぶない刑事」作品では、「タカ・ユージ」の主演の2人に乗るようにして、さまざまなアドリブやコミカルな台詞回し・仕草を見せているため、亡くなってから10年以上を経過した今でも、このドラマの熱狂的ファンやその当時製作に関わった関係者の多くから「あぶない刑事の課長といえばやはり近藤(中条)を置いて他になし」とまで評されています。

中条静夫さんが亡くなった後に製作された続編映画1996年の『あぶない刑事リターンズ』では、本編が終了後に「To The Memory of 中条静夫」というテロップ表示が用意されたり、彼が演じていた「近藤課長」の名前が本編の台詞内に幾度と無く登場したりと、全編にわたって中条静夫さんへのリスペクト色が強い作品構成が採られています。

偶然にも、中条静夫さんがお亡くなりになった日は「あぶない刑事」第1シリーズ第1回目の放送日で、亡くなった時刻午後11時59分は「あぶない刑事」の中で、話の中で重要なカギを握る時刻でした。

劇中での近藤課長

  • 1935年7月25日生まれ。横浜市緑区に居住していて家族構成は4名。妻と息子と娘です。
  • 30年という刑事歴で、刑事からの生え抜き。専門は、暴力犯捜査。かつては暴力団から「鬼の卓造」と恐れられていました。
  • 北警察署捜査課暴力犯捜査係長を経て、1980年に横浜港警察署捜査課長に就任しています。
  • 第28話「決断」で「あと4年で定年だというのに」という発言があるため、1990年に定年を迎えています。「リターンズ」では劇中で「近藤課長は定年退職して、港署の伝説となった」とされてます。
  • 近藤課長は勤務中は、いつも港署内にいる印象が強くなっていますが、テレビ第1作目第13話「追跡」で「タカ・ユージ」の2人の後を追うように愛媛県松山市に出張ています。また別の話では自ら現場に出向いた事もあります。
  • 「大馬鹿者!」と港署の問題児の鷹山・大下には手を焼いていますが、ふたりをよく叱ってはいながらも、内心では二人に厚い信頼を寄せています。
  • 機嫌の良い時には部下の呼び方も変わります。「鷹山」から「鷹山ちゃん」「大下」から「大下ちゃん」とちゃん付けになります。
  • 家庭では、仕事帰りに買い物を頼まれることもあります。そして夫婦喧嘩をした翌日に、お約束のように部下に当たり散らすことも多いシーンが見られます。
  • 趣味はゴルフで、休日にはゴルフ場に行っていますが、平日にこっそり行くこともあったようで「もっとあぶない刑事」の第8話で平日こっそり行くゴルフのことを気にする発言をしています。
  • 「瞳ちゃん、お茶」という近藤課長のセリフは、名セリフの1つになっています。
  • 唯一となる貴重な近藤課長の発砲シーンは、「またまたあぶない刑事」のエンドロール内で観ることが出来ます。

深町 新三:小林稔侍

「あぶない刑事リターンズ」から登場したのが、港警察署捜査課長として着任した深町新三捜査課長です。演じるのは小林稔侍さんです。捜査課長として着任する前には、神奈川県警本部にいました。本部から捜査課長として着任しますが、その時にリストラの密命を帯びての派遣でした。

劇中での深町課長(この作品では大出世している)

  • 深町課長が登場する作品は『リターンズ』からです。そして本作の『またまたあぶない刑事』では 警視監・神奈川県警察本部長に大出世しています。
  • 「リターンズ」「またまたあぶない刑事」では黒縁眼鏡を常時かけていますが、「あぶない刑事フォーエヴァー」では裸眼になっています。
  • 普段は、まったく融通の利かない堅物を装っていますが、怒りの感情が制御できない怒りマックスモードになると、タカ&ユージよりもとんでもなく無鉄砲な行動をとります。
  • 「リターンズ」の時には、タカ&ユージ対してあからさまな嫌悪感を表していましたが、「あぶない刑事フォーエヴァー」からは、かつての近藤課長のように、タカ&ユージのふたりを怒鳴りつけながらも、内心では2人を信頼してサポートする役回りになっています。
  • 本作品の「またまたあぶない刑事」では、無事県警本部に復帰しています。県警本部に復帰しただけでもおめでたいことですが、なんと本部長(警視監)にまでのジャンプアップ出世です。

ルーキーのコンビ登場

タカ&ユージのコンビも初登場から20年が経過しているので、当然ながら年齢を重ねています。今回は若手ルーキーコンビが登場しています。役どころでもルーキーそのままで、佐藤隆太さんも窪塚俊介さんも「またまたあぶない刑事」この作品で拳銃を扱う役をしたといっています。まさにルーキーらしくていいですね。

水嶋 修一:佐藤隆太

  • 新人刑事として登場しますが、新人刑事ではありますが、行方不明となっていた鷹山・大下が不在となった横浜港署で、一番の検挙率を上げていたエースです。
  • 基本はタメ口。いまどきの若者の話し方で、大先輩に対してもタメ口です。
  • アナログな鷹山とは違ってルーキーらしくITに関する知識に長けているため、難解なプログラムでも不自由なく解読していきます。
  • 得意なITを駆使して、過去の事件は全てデータベース化します。そこからプロファイリングして犯人を追い詰める捜査方法を取っていて、町田捜査課長に報告していますが相手にされませんでした。
  • 鷹山・大下の行動パターンもデータベース化しようとしていたほどです。
  • 俊足自慢の大下ですが、ルーキーの水嶋はとても足が速いため、大下に世代交代を印象付けさせるシーンとなりました。
  • 当初は「おっさん」扱いしていた大下に対して、行動を一緒にするうちに敬意を抱いたようで、「生まれ変わったら大下さんの後継者になります」発言をしています。
  • 使用拳銃はベレッタM92F。

鹿沼 渉:窪塚俊介

  • 水嶋と同じく新人刑事として登場しますが、港署の検挙率向上に水嶋も大きく貢献しています。
  • 基本はタメ口。いまどきの若者の話し方で、大先輩に対してもタメ口です。
  • 捜査方法は、水嶋と同じように過去の事件をデータ化して、それをもとにプロファイリングして犯人像を導き出す手法が徳井です。
  • 昔ながらの捜査方法に対して、あからさまな嫌悪感を出します。
  • 銃器関連の事になると目の色を変えて、話出したら止まらないほどの銃器マニアです。銃器マニアなだけではなく射撃も凄腕。対戦車ライフルも使いこなせます。
  • 使用拳銃はグロック17。